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「できたこと」から行動を変えると未来が変わる

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永谷研一著「1日5分「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート」「科学的にラクして達成する技術」「月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい」を解説しました。本を章、節ご… もっと読む
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2022年3月の記事一覧

【vol.18】多様性の時代を生き抜く思考法「クリティカルシンキング」をするための問い

「できたことノート」第4章より  Nさんが内省によって成長した軌跡を、 皆さんと一緒に見ていきたいと思います。 第4章 実際に書いてみよう⑤ 行動が変わる思考法「クリティカルシンキング」 まず、おさらいをしておきましょう。 4つの要素で考える思考法をやりましたね。 ①詳細な事実 ②原因の分析 ③本音の感情 ④次なる行動 「なぜ?」を繰り返すことや 感情に触れることで、新たな行動に気づく ということをやりました。 「なぜうまくいったんだろう?」 という原因の分析で、

【vol.19】クリティカル・シンキングの視点で思考する技術

「できたことノート」第4章より クリティカルシンキングをアシストする質問を 2つ紹介したいと思います。 第4章実際に書いてみよう⑥クリティカルシンキングで「気づき」をもらう <「②原因の分析」で自分に問う> 前回、クリティカル・シンキングをするために 「果たして本当にできたと言えるのか?」 という問いを紹介しました。 これ、どうしたらいいんだろう「んー」と 悩んでしまう人がいるかもしれません。 そこで、今日は 「クリティカル・シンキングをする時のもっと使える質問

【vol.21】できたことノートを書いている人の成長の軌跡

第4章実際に書いてみよう⑧ みんなの「できたことノート」を見てみよう 今回は、できたことノート実践者の 内省文を紹介します。 英語の勉強に挑戦中のMさん フリーランスで働いているKさん 営業職として活躍中のOさん この3人の成長の軌跡を たどっていきましょう。 <資格試験に挑戦するMさん> ベストできたこと 「英検の2次試験で前より話せた」 ①詳しい事実 今週土曜 準2級面接2次試験 前回落ちて2回目 面接官にきかれたことを答える形式 前回よりは話せた 4W1H

【vol.23】目標達成に近づくための内省文の書き方

内省文の4つの要素 のうち ①詳細な事実 ②原因の分析 が 十分に書けていないケースについて解説します。 第5章 さらにバージョンアップするために目標達成のための 「できたことノート」活用法② 詳細な事実を書き、なぜできたのか分析しよう <「経験から学ぶ力」がまだ十分でない人の対処法 1 > ここからは、 内省文の4つの要素のうち、 ①詳しい事実 ②原因の分析 が十分にできていないケースについて 解説します。 【パターン①詳細なし型  「面倒くさがり屋」タイプ】 「

【vol.26】謙虚だからデータが低い?日本人の自己肯定感を考える

終章 おわりに日本人の若者は自己肯定感が低い 日本人の若者は 「自己肯定感」がとても低い というデータがあります。 「我が国と諸外国の若者の  意識に関する調査」という 国際調査が行われていて、 その結果を内閣府が発表しているんですね。 調査対象は13歳から29歳までの若者です。 有名なデータなので、 ご覧になった方もいるかもしれません。 この調査では、 なんと先進国の中で日本だけが 「著しく自己肯定感が低い」という 結果となりました。 調査の問いは、 私は自分自