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【vol.10】何で「書く」必要があるの?「できたことノート」の活用法

「できたことノート」第3章より
「内省」の話、「できたことノート」活用法、
何で「書く」必要があるのか についてお伝えします。


第3章できたことノートを書く前に①

これまでを振り返ると、

できたことを見つけて

自己肯定感UPすることで

心のフタが開き
本当の自分の気持ちにアクセスできる

というところまでいきましたね。

今回は、
できたことについて深く考える「内省」
について解説していきます。

できたことを深く考える「内省」

1 「内省」とは何か

「内省」の漢字を見てください。
「内(うち)に省(かえりみる)」と書きますよね。

似た言葉で「反省」というのがありますけれど、
それとは違います。

「うちにかえりみる」自分に向かって書く、
これが内省になるんですね。

例えば「できたこと」について、
「なぜうまくできたんだろう」と考えるとか

「もっと別の方法がなかったかな」
「あのやり方の方がよかったかな」
というふうに考えるとか

できたことを「自己分析」する。
これが、内省となります。


2 「できたことノート」活用法

次に、「できたことノート」を活用して自分を磨いていく方法を
紹介しましょう。

習慣1 できたことを見つけてメモをする(毎日3-5分)

習慣2 できたことを見つめて内省文を書く(週1回10-15分)
    
習慣3 内省して気づいた工夫点を実践してみる

行動に移してみるということまでが、
「できたことノート」の活用法になります。


実は、この習慣というのはぐるぐる回るんですよね。
習慣3まで行ったら、もう一回 習慣1に戻る。
このサイクルも習慣になります。

まさに、「できたことノート」というのは、
習慣化を助ける道具になるんですね。

自分のノートとか手帳、
あとは、スマホとかタブレット、
パソコンに書くことでも大丈夫です。
ぜひ、この習慣を実践してみてください。


3 何で「書く」必要があるの?

何で「書く」必要があるの?と、
疑問に思われた方もいるのではないでしょうか。
この辺りを、少し理論的に説明したいと思います。

それは、
書くことで自分を「客観的」に見つめることができるからです。

思い込んでいる自分がいたり、
とらわれている自分がいたり、
私はこういう人だとか、
こういうものだと決めつけている自分がいる。

こういう自分から解放される。
このプロセスでもあります。

これは脳科学でも証明されていることなんですね。
感情とか行動を言語化すること、
これを専門用語でラベリングといいます。

例えば、
「不安」を感じていることを書くことで
落ち着くというケースがあります。

これは、脳的にどういうことかというと、
まず、書くことによって脳の前頭前野が働いてきます。
前頭前野はおでこの奥にあって、
理性や論理的思考を司っています。
なので、落ち着いて理性的になれます。

前頭前野が動くと扁桃体が動いて、
興奮が収まってきます。

扁桃体というのは、感情とか不安とか恐怖を司っています。
その興奮が収まることによって、
落ち着いてくるということなんですね。

まさに、この「書く」という行為は、
脳科学的にも非常に効果がある方法です。
ぜひ、実践してみてください。

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