生徒一人ひとりの自分軸を大切したい想いでキャリア講演会をやってみた
見出し画像

生徒一人ひとりの自分軸を大切したい想いでキャリア講演会をやってみた

永谷研一/ネットマン社長ブログ

先日、ある中学校でキャリア講演会を行いました。「できたことノート for School」実践講座です。できたことノートは自己肯定感向上と行動変容を実現するメソッドとして学校や企業で導入されています。

「できたことノート for School」は全3回の授業で構成されています。
1回目の授業後、生徒は毎日”できたこと”をメモしていきます。
週1回、”ベストできたこと"を選び、4つの要素で内省を行って、できたことをさらに磨いて、”新しい行動”を見つけていきます。

今回はDay3(授業の3回目。ファイナル授業)でした。

生徒たちは、自分の見つけた「ベストできたこと」から、自分の価値観・信条について内省していきます。その中で自分が、大切にしていることを言葉にしながら、自分の内側からでた「ありたい姿」を見出していきます。

全体

生徒がどのような「ありたい姿」を見出せたか、少し紹介しましょう。(生徒が特定できないように加筆修正していますが、ほぼ生徒の書いた言葉です)

A君
・ベストできたこと
 「剣道の練習試合でコテが決まった」
・ありたい姿
 「自分を強くしてくれたお父さんありがとう。剣道で成績をあげて感謝を伝えたい」

Bさん
・ベストできたこと
 「吹奏楽の部活で一曲やり切ることができた」
・ありたい姿
 「サックスがすごくうまいわけではないけど、マイペースにやりたいように好きなことをやらせてもらっている。 毎日続ける事が大切。自分は、面白く、頭もよく、運動もできて楽器もたくさん弾ける憧れの人になりたい」

C君
・ベストできたこと
  「友達と一緒に買い物にいけた」
・ありたい姿
 「自分のことだけでなく相手など違う人間を大切にする。自分の人生をもっとよりよく楽しくさせるために友達も自分も笑顔にさせる。そして自分も相手も“すごく楽しい” って思えるようことに貢献していきたい」

Dさん
・ベストできたこと
  「英語のテストで80点をとることができた」
・ありたい姿
 「前回の結果より上の結果を目指そうとする気持ちを大切にしている。今までになかったような達成感や心の満足度に向け、努力や工夫をしてきて良かったと感じていきたい」


親への感謝、友達への思い、自分への期待など「本当の」彼らの想いが見て取れると思います。一人ひとりの自分らしさが現れていて、心が震えます。このようにみんなが違ってて良いですよね。

「本当の」

と書いたのには理由があります。それは小中学校や高校でのキャリア教育の中での「夢」という言葉に違和感を覚えるからです。

児童・生徒たちに夢を書かせたり、就きたい職業を書かせたりしている授業が一部で見られますが、このようなアプローチは本当に子供たちのためなるのでしょうか。

授業で無理に書かせられ、周りにウケがいい見栄えがいいアウトプットを出す中でますます受け身な態度「周りが求めるなら、その場だけこうしておこうという考え」に陥ってはいないでしょうか。これでは他人軸育成ですよね。

私は、大手企業から新人教育を依頼されることが多いですが、その人事・人材育成部門の方々の要望が
「自分の軸をもって意見をしっかり言える主体性を発揮できる人材を育成してくれ」
というものです。
いくつかの企業から申し合わせたように同じような要望をもらったとき、私は6歳から18歳までの学校時代に欠けている大きな教育テーマを発見しました。

それが「自分軸の育成」

です。
それには
「そもそも自分はどういう人生を歩みたいのか」
「どんな自分らしさを発揮して、どんなことに貢献していきたいのか」
という問いかけに対し、自分の言葉で言語化できることが大切です。

日々の素朴な”できたこと”から自分の良さを発見する中で、中学生でも十分向き合える問いかけとなります。

上記の生徒たちの実例を見れば、「できたことノートfor School」がどんな想いで開発されたメソッドかをご理解いただけるかと思います。

できたことは価値観の集積。それを内省して磨くことは、まさに自分軸を育てるプロセスなのです。

画像2

できたことノートを導入した学校の先生からお便りをもらいます。

「生徒たちが自信をもって取り組む様子が増えた。」
「クラスがとても明るくなった。」
「今年の体育祭の学級旗はすごいものができた。」
「生徒たちが周りを助けるようになった。」
「逆にいやだっことを話してくれるようになった。」

このような声をいただきとても嬉しく感じます。これからも少しでも多くの生徒にこのメソッドを届けられたらと思います。全国どこでも講演に駆けつけます。学校で活かせるように教員向けの研修も行っています。

この「できたことノート for School」はテキストブックとファシリテーションガイドの無料サンプル送付を行っています。ご希望の学校は以下のURLの
https://www.dekitakoto.jp/school
からお気軽にお申し込みください。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!
嬉しいです。ありがとうございます
永谷研一/ネットマン社長ブログ
株式会社ネットマンの社長ブログです。発明家、行動科学専門家として教育改革に寄与しようと日々奮闘しています。ここでは教育クラウドの導入現場の話や、教育ICTの開発秘話、キャリア教育実践の話、また著書「できたことノート」メソッド解説など私目線で感じたことを上げていきます。