永谷研一/ネットマン社長ブログ
「書く」ことで成長する3つの理由(その1:自分の感情をコントロールできるようになる)
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「書く」ことで成長する3つの理由(その1:自分の感情をコントロールできるようになる)

永谷研一/ネットマン社長ブログ

私は、出版しているいくつかの書籍で振り返りの重要性を説いています。そして、その習慣化の道具としてノートや手帳も出版しています。

できたこと手帳、親子できたこと手帳、3ヶ月版できたことノート、中学校高校用できたことノートforSchool、(目標達成のための)ラク達ノートなどです。

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ちなみに私はネットマンという会社も経営しています。こちらは教育で活用するITシステムの会社です。学校向けには校務や教務また学習支援システムを提供し、企業向けには、やりっぱなしの研修を行動定着型に転換するための教育メソッドと行動変容支援システムを提供しています。

そんなまさにITシステムの申し子ともいえる私が、なぜ「書くこと」を推奨しているのか。

それはズバリ!「書くと成長する」からです。その理由は大きく3つあります。

理由1)自分の感情をコントロールできるようになるから
理由2)自己認識でき、経験学習のスタートに立てるから
理由3)脳が活性化して、思考力がアップするから

今日はその中の1つ目を解説したいと思います。


「自分の感情をコントロールできるようになる」

人はそれぞれ「ものの見方、捉え方」があります。認知といいます。
その認知への働きかけを使った「認知行動療法」というものがあります。
認知行動療法は、精神の治療に効果があると実証されている心理療法ですが、近年医療以外の教育や人材育成の領域でもその技術が活用されるなど、適用範囲は広がっています。

人間には、何かあったときに瞬間的に頭に浮かぶ「自動思考」があり、それが即座に感情につながり、何かしらの行動が起きます。

例えば、「バカにされた言葉をかけられると瞬時に嫌悪の気持ちが起きて、相手に対して怒りの表情を見せる」といった一連の心理と行動のプロセスがあります。

この「自動思考」に自分で気づき働きかけることで、気持ちの変化への対応力をつくり、感情をコントロールする力を育てることができます。ストレス耐性はもちろん、悩みが減ったり自分を大切にする心も育まれます。

問題は、自動思考は瞬間的に起きるので、すぐに行動(上記の例は怒りの表情を見せる)に移してしまうことで、いわゆる「感情的」になってしまうこと。これでは短絡的な感情に支配されてしまい、うまく感情をコントロールすることはできません。

そこで、できたこと手帳で提供したのは「感情マーク」を毎日手帳に書くという活動です。

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毎日、その日の夕方に自分の気持ちを短い言葉や感情マークにして書き記すということ。これは実は、認知行動療法の課題である、「思考への働きかけの習慣化」のために、私なりに考え出した手法です。

イライラしてるのであれば、
「私はイライラしている」「イライラマーク」「プンプン!」
など書けばいいだけ。

書いているときに
「なぜ私はイライラしているだろう?」とその感情の原因を考えます。
すると
「ああ、今日は・・があったからか。私はそれが気になっているんだ」
と客観的に自分の認知を知ることができます。


これを続けることで、自分の認知のクセ、感情の変化のパターンがわかってきます。すると次に同じようなことがあったとしても、「自動思考」からいきなり「感情的な行動」が起きることがなくなり冷静に対処することができるようになるのです。

成長に欠かせないと言われる「メタ認知」という心理プロセスにおいても、
「現実の自分を別のもう一人の自分が客観的に俯瞰的に捉えて、その感情や行動をモニタリングすることによって、次の感情や行動をコントロールする
とされていますが、まさに、まずは自動的に起きてしまう(人間だから当たり前)の感情をコントロールする術を習得する価値は高いと言えるのです。

どうでしょうか。なぜ書くと成長できるのか、1つの理由を理解もらえたでしょうか。

その他の理由
理由2)自己認識でき、経験学習のスタート立てるから
理由3)脳が活性化して、思考力がアップするから
は、またの機会に書きたいと思います。(実はこれ以外にもまだまだ、「書くことの効果」があります。いずれ整理したいと思います)

気になる方はフォローもらえると嬉しいです。

今日も最後まで読んでくだりありがとうございました。

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永谷研一/ネットマン社長ブログ
株式会社ネットマンの社長ブログです。発明家、行動科学専門家として教育改革に寄与しようと日々奮闘しています。ここでは教育クラウドの導入現場の話や、教育ICTの開発秘話、キャリア教育実践の話、また著書「できたことノート」メソッド解説など私目線で感じたことを上げていきます。