保護者連絡ツールは学校と保護者のコミュニケーションを育む
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保護者連絡ツールは学校と保護者のコミュニケーションを育む

永谷研一/ネットマン社長ブログ

ネットマンは教育ICT開発、そして教育クラウドのサービスを20年行ってきました。今まで開発現場の情報はシークレットであまり情報発信してこなかったのですが、もっとエンジニアの息吹を伝えた方がいいだろうと思い立って、ときおり開発の裏話をお伝えします。

今日は学校での保護者連絡システムの開発秘話をお知らせします。

現在、GIGAスクール構想によって小中学校でタブレットやPCが一人一台配布されたのはご存知の方も多いでしょう。

一方で保護者に対しての連絡がまだまだ紙で行われていることも多いのが現実です。
ITを使っているとしてもメールの一斉送信のシステムを使っているだけでただ情報を流すだけで使っている学校もあります。
またその一斉送信システムが添付ファイルができないなど制限があるものが多いのも現実です。

ここで考えたいのは、本来の学校と保護者の連絡のあり方です。

例えば、欠席連絡1つとってみましょう。保護者にとって朝、こんな状況があります。

・朝、急に子供が体調不良になりました。
・保護者は朝の忙しい時間に、学校に欠席連絡をしなくてはいけません。
・しかし、電話をかけたら話し中でつながりません。
・お友達に連絡帳をもっていってもらおうとしても、今の状況では簡単に頼みづらい状況です。

会社に勤めている保護者だったら、朝からバタバタな状態かと思います。

一方で、学校側の状態です。

・毎朝、職員室で電話が鳴り止まない状況です。(生徒数600人の、ある中学校では3回線ある電話がいつもパンク状態とのこと。最近は少しでも体調が優れなかったり、家族に熱がある人がいた場合、大事をとって学校を休ませる保護者が多いためです)
・教員は朝、生徒たちを迎えなければいけませんし、授業の準備もあり大変忙しい状態です。

保護者から欠席連絡の受付は、管理職が行うことも多いですが、最近は状況もあって担任の先生と話をしたい保護者が多いのが現実です。

この状況を知ったCラーニング開発チームでは、保護者アプリを実装した「保護者連絡システム」を開発して2020年にリリースしたのでした。

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保護者連絡システムの主な特徴は以下です。

・保護者からはスマホのボタン1つで欠席連絡が可能です。
・瞬時に管理職はもちろん、担任の先生に連絡が届きます。
・先生は、ワンクリックでスタンプ返信が可能。もちろんテキスト返信もできます。これで保護者も受け付けられたこともわかり安心です。
・教員は、保護者とのコミュニケーションと教員間のホウレンソウ(通知)が楽になるのはもちろん、システムが自動的にデータを集計してくれるので欠席管理がとても楽になるのです。

ITシステムでの働き方改革というとどうも教員だけの業務改善のような捉え方をすることが多いですが、実は保護者(家庭)とのコミュニケーション運用の改善によって家庭と学校の信頼関係を育んていくツールが必要と考えています。

このようにネットマンの開発チームでは、常に、コミュニケーション・ラーニング=Cラーニングのコンセプトデザインに基づいた、便利なツール開発に挑んでいます。

「プロダクトコンセプトである”コミュニケーション”をどう実装するか」
「どんな仕組みが一番わかりやすいだろうか」
「どうしたらシンプルにして使いやすくできるだろうか」
「保守性が高く安価にサービスを提供するためにはどうしたらいいか」
「同時アクセスが集中しても安定的に動くサーバー管理はどうすべきか」

など、喧々諤々の議論をした上でシステムを開発してます。これからもCラーニングはコミュニケーション、コラボレーション、コミュニティーの3つのCをコンセプトに成長していくことでしょう。

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P.S.
開発チームのメンバーは休日はサイクリング部で汗を流してます。

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永谷研一/ネットマン社長ブログ
株式会社ネットマンの社長ブログです。発明家、行動科学専門家として教育改革に寄与しようと日々奮闘しています。ここでは教育クラウドの導入現場の話や、教育ICTの開発秘話、キャリア教育実践の話、また著書「できたことノート」メソッド解説など私目線で感じたことを上げていきます。