永谷研一/ネットマン社長ブログ
大学入試改革進む。「総合型選抜」を活用するときの必要な力とは。
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大学入試改革進む。「総合型選抜」を活用するときの必要な力とは。

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大学入試の改革が進んでいます。

最近の一番大きな変化は、「総合型選抜」が増えていることです。
(以前はAO入試と呼ばれていたものです。また同時に一般入試は一般選抜、推薦入試は学校推薦型選抜に名称が変わっています)

これまでの推薦入試・AO入試は、ごく一部の人のためにあると思われていましたが、現在、私立大学合格者の半数以上、国公立大学合格者の約2割が、学校推薦型選抜(旧推薦入試)や総合型選抜(旧AO入試)で、さらに増える傾向があります。
(授業の評定平均が出願条件の大学も多いので普段の勉強も疎かにはできませんが)

特に「総合型選抜」では、大学で「こんなことを学びたい」という意欲や目標が重視されます。
よって大学ごとの「アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ方針)」を熟読し、特色や教育理念から「どのような学生を求めているか」を深く理解する必要があります。
従来の大学入試はペーパーテストで合否が決まりますが、 「総合型選抜」は、 志望理由書・面接・小論文などで「主体性」や「表現力」が問われます。

よって、今までの学校生活で
「何をしてきたのか」
そして
「これから何をしたいのか」
を明確にしていく必要があります。それには自分と向き合い、深く見つめ直す「自己認識」が大切になります。

ただ、高校3年生の4月の時点で「これから何をしていきたいのか」という目標を明確にもっている学生は少ないのが現実でしょう。

私の高校時代もなんとなく
「コンピュータ関連の半導体の技術者になりたいなあ。そのためには物理学を勉強しようかな」と漠然と思っていたくらいです。
正直言うと「東京でキャンパスライフを楽しみたいな」との思いの方が強かったような気もします。。汗

しかし、「総合型選抜」では、目標をしっかりもっている人で、かつそれをしっかり伝えられる人でしか合格できません。

試験対策をして、とってつけたように立派なことを言っても面接官に見抜かれてしまいます。それどころか
「これは試験対策しただけだな」
と思われてしまいます。

ここまで言うと、
「自分は何も目指してこなかったから難しい」
と感じる人もいるかもしれません。

でも自分を信じてください。ぜひ「総合型選抜」があることで、自分が取り組んできたことを堂々とアピールできるいい時代になったと前向きに考えたいものです。

「難しい、自分には何もない」というのは単なる思い込みです。
誰でも、学生生活で取り組んできたことがあります。例えばそれがアルバイトであったとしてもです。
しっかりそれを「できたこと」として認識できれば、誰でも自分の魅力に気づくことができます。

そこで必要な力があります。それが「振り返る力」です。

この力があると、自分が学校生活で「何をしてきたのか」と、深く考えることができます。
単なる「やったこと」であったとしても、深く振り返ることで「できたこと」として認識され、さらに「何のために取り組んだのか」という目的思考までできるようになります。
それが自分軸の発見につながり
「これから何をしたいのか」
という問いに答えられる
ようになります。

この思考法はクリティカル・シンキングと言います。
批判的な思考法とも訳されますが、複眼思考や健全に疑う思考とも言われており、ものごとを俯瞰して思考することで、創造的な行動を生み出すことができます。
主にビジネスパーソンが目標達成や成果を上げるための行動変容に活用する思考ですが、高校生の「振り返る力」にも活用できる思考法です。

今、このnoteを使って、振り返る力と行動変容力を使って目標達成する技術を伝えるマガジンを準備中です。ぜひフォローしてもらって読んでもらえたら嬉しいです。

一人でも多くの人が自分軸で人生を歩めるようになる支援ができたらと思います。とくに高校生に関してはこの大きな変化に対応できる力をつけてもらいたいし、つけられる素質は十分にあると確信しています。


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永谷研一/ネットマン社長ブログ
株式会社ネットマンの社長ブログです。発明家、行動科学専門家として教育改革に寄与しようと日々奮闘しています。ここでは教育クラウドの導入現場の話や、教育ICTの開発秘話、キャリア教育実践の話、また著書「できたことノート」メソッド解説など私目線で感じたことを上げていきます。