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長崎大学「経験学習実践論」2023年度始まる

今年度も、長崎大学での授業が始まりました。
毎年、教員の卵たちと一緒に学びあえることが本当に楽しみです。

今年度からは「経験学習実践論」だけでなく、
第3クォーター、第4クォーターで「行動分析学入門」「行動分析学実践」を行います。

本科目では、毎日5分間だけ使って自分ができたことを見つけ、週一回10分間振り返る行動を継続することによって、自ら新しい行動を見出していきます。

学修するメソッドの各要素は「行動科学」、「認知科学」、「情動コントロール」、「協働学習」の知見に基づいて設計されています。

今クォーターでは、ペアワークやグループワーク通じて、経験を効果的に学ぶ方法、感情の制御方法、行動変容を定着化させる技術について学んでいただきました。

ワールドカフェを行って、他グループとの情報共有に取り組み、その結果を自グループの改善へと結びつけました。



教員を目指す学生に「できたことノート」のメソッドを学んで頂くことで、将来のクラス経営や先生としてのファシリテーション技術に活かして欲しいと願っています。

まだまだ第3クォーター、第4クォーターがありますので引き続き、学生と一緒に、私自身も楽しんで学んでいけたらと思います。

ちなみに、授業の位置づけとして身につけることをできることを示しておきます。

・自己肯定感を高める手法として、できたことを見つける技術を活用できるようになる
・自分の感情を見つめる手法として、感情コントロール技術を活用できるようになる
・経験から学び行動分析する思考法として、論理的思考法と批判的思考法を活用できるようになる
・内省から見出した行動計画の実践法として、行動変容技術を活用できるようになる
・自分の軸を見出す技術として、ありたい姿抽出技術を活用できるようになる

大学の正式単位科目になっている「できたことメソッド」を一人でも多くの人たちに伝えるため、研修・セミナーや講演活動を続けています。
ご興味のある方は、お問い合わせください。