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【vol.8】仕事、勉強、家事、育児、がんばるのが当たり前と思っているあなたへ

前回までに、Happyめがね・Numberめがね・Personめがねの3つのめがねと、それぞれ3つのレンズで「できたこと」を探す手法を学びました。小さな「できたこと」を見つけられるようにはなったけど、それって何の役に立つの?という疑問に答えます。

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第2章「できたこと」を見つけよう


【自分を「思い込み」から解き放つ「できたことメモ」】

1 仕事、勉強、家事、「がんばるのが当たり前」の呪縛

ここまで学んできて、「できたこと」をあえて見る必要はあるの?という疑問が生まれた方もいらっしゃると思います。

なぜならば、「仕事や勉強や家事・育児、これらはがんばるのが当たり前。僕の、私の仕事だから」と、思っているからではないでしょうか。

仕事:一生懸命資料を作る
勉強:ドリルを解く
家事:食器洗いをする
育児:子どもを散歩に連れて行く

これらはがんばるのが当たり前で、自分の仕事だと思っているかもしれません。しかし、「こんな小さなことをメモしてもしかたがない。あえて見つめる必要があるの?」と言っているうちは、なかなか変われないのが現実です。

2 思い込みから解き放たれよう

実は、日常の素朴な「できたこと」、これが非常に重要になってきます。

「日々のできたことを見つける」こと。これは、言い方をかえれば、「自分を外から眺める」ということなんですね。まさに、思い込みから解き放つ準備をしているのと同じです。

こんなことは「できたこと」じゃないと思うのは、まったく間違いです。日常の素朴な行動、これを見つめることが大事です。

3 自分のカラを破り、可能性を引き出すには

「日常の素朴なできたことを見つける」ことは、「自分を客観的に見て、プラスの評価をする」ということになります。これが「自己肯定感」を大きく上げる活動になるのです。

ゆるぎのない「自信」。それを育んでいくということになりますよね。自分を「前に進める力」が養われます。まさに、自分のカラを破る。変化させるということですね。

「自分の可能性を手繰り寄せる」これは、「自分のできたこと、日常のできたこと、素朴にできたことを見つめることなんだ」ということを念頭に、ぜひやってみてください。