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中学・高校でのキャリア教育用教材「できたことノート for School」が完成。サンプル無料送付始まる

中学・高校でキャリア教育に関わる人向けの情報です。

新しい学習指導要領では、従来の生徒たちの「生きる力」をさらに深化させることが求めらています。キャリア教育においても、子どもたちが社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていく起点として、自己の役割や特性に気づく「自己理解」がますます重要になってきました。

そこで開発されたのが「できたことノート for school」です。

著書「できたことノート」は、自己肯定感を高めて行動力をアップするメソッドとして2016年に出版されました。
毎日できたことを1つから3つ書いて自己認知を高めるとともに、週に1回振り返り(内省)によってさらに行動を磨いていくというメソッドです。翌年「できたことノート」が1年分(53週)収録された「できたこと手帳」が出版されました。さらに「月イチ10分できたことを振り返りなさい」というビジネス書も出版されたことで個人や学校だけでなく企業の人材育成でも使われることになりました。

実は、それより10年以上前の私の2006年-2010年頃の企業内人材育成の実践において、リフレクション(内省文)に本音の感情を書ける人ほど、より目標達成することができることを発見した一方、その感情を書けない人がいる現実がある問題と、国際調査によって、日本の若者の自己肯定感が先進国で最も低いことが判明したことが重なり合って生まれたのが「できたことノート」です。
現在、経験学習実践論という授業名で長崎大学、大手前大学など正規の単位認定科目にもなっているメソッドです。
まさに、経験から学び・成長するモデルを採用しています。

学校教育においては「できたことノート」を学校で活用したいと相談が来た学校へ、「できたこと生徒手帳」と題して、学校ごとのオリジナル手帳の制作を監修し支援してきました。
・東京都 聖学院中学校・高等学校
・大阪府 大正白稜高等学校
・大阪府 たまがわ支援高等学校
・福島県 福島第一中学校
この他、公式サイトから無料ダウンロードシートを利用して学級経営に利用している学校は多数あります。

生徒手帳

学校での講演の様子(youtube動画はこちら) 
<ご要望があれば全国どこでも講演させていただきます。教員向け勉強会も承ります>

聖学院

一方で、「できたことノート」の学校の活用の有効性を気づきながら、学校オリジナルの生徒手帳を作るのには敷居が高い学校もあったのは事実です。

そこでこの度、中学校、高等学校のキャリア授業ですぐ使えるように、テキストブック「できたことノート for School」(全28ページ)を制作しました。

特別活動等の時間に先生が本書に沿って週1回の授業を3回(2週間)行い、生徒たちが毎日5分できたことを記入することで、自身のありたい姿に気づくことができます。生徒は「できたことノート」を実践的に学ぶことができます。授業を担当する教員はこれ1冊で2週間(3回)の授業をすぐ実践することができます。(週1回50分授業3回+毎日5分のホームワーク)

今のキャリア教育は、将来の目標に職業名を当てはめたり、夢作りを無理に書かせる中で、生徒が受け身になりやすい課題があると認識しています。「できたこと」から始めることで、生徒一人一人の内側にある可能性を引き出し「ありたい姿」につながるキャリア教育へ転換する狙いがあります。

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「できたことノート for school」テキストブック
特徴:
・中学・高校でのキャリア授業に最適です。
・2週間(3回)の授業ができます。
・毎日5分の家庭学習があります。
・教材+ワークシートのテキストブックです。
・全28ページです。
・行動科学、認知科学など理論の解説付きです。

授業の流れ

現在、キャンペーンで、テキストブックの無料サンプルの郵送を行っております。
ご希望の先生はこちらの株式会社ネットマンの問い合わせフォームにhttps://www.netman.co.jp/contact
「学校名、学校の住所、先生のご担当、氏名」を
にお送りください。1週間程度でサンプルを郵送いたします。

最後に、できたこと生徒手帳に監修した時の巻頭ページでの私からの生徒たちへのメッセージをつけておきます。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

大正白稜巻頭


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